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社会福祉法人 新川老人福祉会

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2020年02月15日

タイ・パーヤップ大学看護学生20名が新川ヴィーラなどで研修

 タイ王国チェンマイ市にあるパーヤップ大学看護学部4年生20名が、日本の介護を学ぶために1月25日から2月14日まで特別養護老人ホーム新川ヴィーラなどで、研修しました。タイでは、日本のような超高齢化ではありませんが、近い将来に高齢化社会を迎えます。いまは「介護」という職業は設けられてなく、看護師が介護の役割の一端を担っています。新川老人福祉会ではパーヤップ大学と協議を重ね、今回の研修が実現したものです。学生らは、新川ヴィーラで実際に利用者がどのような介護を受けているかを間近にみて研修していました。また、デイサービスセンターでは職員と利用者のコミュニケーションの取り方なども学んで、介護のあり方についてのディスカッションを行っていました。

タイ民族舞踊を披露

研修を終えたジアーパ ジャムジュンさん(4年)は「日本は、ひとり一人のお年寄りの状態に合わせてより良い生活ができるように対応している。」また、 ナタワディー シーダさんは「家族のように利用者に接していることが新鮮だった。」と話していました。一行は魚津病院、あんどの里、それに富山短期大学、富山医療福祉専門学校でも研修しました。

利用者と書道に取り組んだナタワディー シーダさん
雪だるまつくりを利用者と楽しむパーヤップ大の学生
富山短期大学で医療的ケアを学ぶ
富山短期大学の学生らと記念撮影
富山医療福祉専門学校で入浴介助について学ぶ
お茶会を楽しんで記念撮影

看護学生は帰国後に看護師の国家試験を受けて、タイ国内外の医療機関などに就職するということです。